防水ウォークマン・NW-W270Sシリーズ・を実際に水中で使用してみた

レビュー

先日、NWZ-W273S/RMを購入した記事を書きました。

今回は実際に水中で使用した感想をレビューします。

結論を知りたい方の為に先に申しておきますが、
私の私感としては大満足です。

購入して良かったと思います。

 

⒈ 製品仕様

 

まず私が購入した商品は以下の物です。
Amazonで購入しました。

国内正規品だとカラーバリエーションが少ないため、リスクを覚悟で海外使用の気に入った色の物にしました。
ちゃんとした商品が問題なく届きました。

製品仕様の概要は以下の様です。

 

  • 内蔵記憶媒体:フラッシュメモリ, 外部記憶媒体:なし, 圧縮方式:MP3/ATRAC3/WMA/AAC, 容量:4096GB
  • 充電時間:1.5時間, 連続再生:8時間, バッテリータイプ:内蔵バッテリー, プリセット数:0, モニタ:なし
  • クレードル:あり, 対応OS:Windows/Mac, ボイスレコーディング:なし, ダイレクト録音:非対応
  • 接続方法:ケーブル, 動画再生:非対応

*1 水深2mまでのプールの中でのスイミングでご使用いただけます。使用施設のルールに従ってご使用ください
*2 JIS防水保護等級 IPX8(浸水に対する保護等級):当社試験条件において、水泳用イヤーピースを装着した状態で水深2mに30分沈めた状態で製品に故障がないことを確認済みです。JIS防水保護等級 IPX5(噴流に対する保護等級):内径6.3mmのノズルを用いて、水泳用イヤーピースを装着した状態で約3mの距離から約12.5L/分の水を3分以上注水する条件で、あらゆる方向からの水の直接噴流によってもウォークマンの本体機能を保ちます。防水の対象となる液体は真水、水道水、汗、プールの水です。それ以外の液体(石鹸、シャンプー、海水など)がかかった場合は速やかに真水などで洗い流し、乾いたやわらかい布などで拭いてください。使用可能温度外のため、サウナ、お風呂での使用はできません
※ 周囲の音が聞こえないと危険な場所では使わないでください(踏切りや駅のホーム、車の通る道、工事現場など)。 自動車やバイク、自転車などの運転中、海や川などでの遊泳中は使わないでください

 

⒉ 水中で使用するにあたって

⒉1 イヤーピース

 

本製品には通常のイヤーピースと水泳用イヤーピースがあります。

SONYのページより引用

SONYのページより引用

 

水中での使用には当然、水泳用イヤーピースが推奨されます。
しかし、通常イヤーピースでも水中で使う事自体は可能です。その場合には、イヤーピースと耳の穴の間に水が浸入しない様に注意しないといけません。

間に水が入ると聞こえにくくなるからです。

途中で拭いたり水抜きしたりなど、面倒な事を避けるためには最初から水泳用イヤーピースを使用する事をお勧めします。

 

⒉2 装着時耳の穴は拭いておく

 

前述しましたが、耳の穴に水が入っているか濡れている状態で装着すると、聞こえにくくなります。

なので最初に装着する際には耳の穴は乾いた状態である事が理想です。

製品の取扱説明書にもそのような注意事項が書かれています。

 

⒉3 固定

 

基本的には、イヤーピース部分をしっかり耳の穴にはめ込むだけです。後頭部に回るケーブルにも、ゴムバンドが張られていて、その位置を変える事で、後頭部にバンドをフィットさせる事が出来ます。

また、取説でも触れられていましたが、耳の上を通るワイヤー部分をゴーグルバンドでおさえるとよりしっかり固定されます。

 

⒊ 実際に使ってみた

⒊1 使用した感想

冒頭にも記述しましたが、率直に良かったです。

音楽を聴きながら泳ぐという、初めての体験に興奮すら覚えました。
購入して本当に良かったです。

心配事に対する実感を順に記します。

①泳いだら外れちゃうのでは?

一番の心配事だと思いますが、結論は大丈夫でした。

最初はそーっと平泳ぎをしてみました。
本体自体が水の抵抗で動く感じも一切無く、ちゃんと音楽が聴けたまま泳げます。

次に、プールサイドの壁を蹴って勢い良くスタートしてみました。
これも全然大丈夫です。

最後にクロールでガシャガシャ泳いでもみました。
こちらも、全く外れませんでした。

結果、1時間泳いでる間に、動きによって本体が耳から外れるという事態は起こりませんでした。
そして、終始音楽が聴けました。
最高です!

②音はどうなの?

音質は、どう考えても普通のイヤホンや、ヘッドホン、つまり水中仕様でない物の方が良いです。
しかし、これは想定範囲内です。

音量に関しては、若干小さくなります。
水泳用イヤーピースを使用すると、穴の部分に膜が張られているので当然ですが。音量をMAX(10とする)にしても、6〜7くらいで聞こえます。

隙間から耳の穴に水が浸入するとよけいに小さい音量になってしまう様です(他のレビューを見るとそういう記述が多い)が、自分が仕様した際には、そのような事はありませんでした。

③装着感がわるいのでは?

見た目、本体部分が大きいため、自分も心配でした。

しかし、本体は実に27gという軽さで、耳への負担は感じませんでした。形状がちゃんと考えられているのか、水の抵抗で引っ張られるといった感じも一切ありません。

非常に快適です。

④操作性は?

両耳に本体にそれぞれボタンが配置されています。
親指1本で簡単に操作できます。

何を何秒以上押すとこうなる、と言ったオプション機能を使う際には2、3覚える事が必要ですが、再生、停止、音量調節、曲送りなど基本事項は至極簡単です。

 

⒋ 結論

 

何度も言う様に、私の私見ではとても良い商品でした。

購入前に色々調べると、音量・音質面での評価を良くないとするレビューも多く見られました。

この辺は、何をどのくらいこの製品に求めるかによってくると思います。
自分は、とにかく水中で音楽が聴けるという事実があればそれで充分でした。ジムでのスイムがいつも退屈で、どうにかしたいと思っていたからです。

そういう観点から言えば、泳いでも外れない、音質は劣れどちゃんと聞こえる、水中で使える、これだけ揃っていれば万々歳です。

私は、まだこの製品しか使用していないので、他の製品との比較はできません。よって、実はもっと快適で音質や音量面でも優れている商品があるかもしれません。
そっちを知ってから本商品を使用した場合には、がっかり感がある方もいるかもしれません。

とにかく、今はこのNWZ-W273S/RMを購入して、スイムが快適にできる様になりうれしい限りです。