海外で活躍するジャパンプロダクツ・Made in Japanの信頼性

Chest out! オランダ生活

日本製品の信頼性の高さは日本の誇りでもあります。

 

 

⒈ オランダの病院でも活躍するメイドインジャパン

 

先日オペ室でまだ封を開ける前のマイクロメスを見かけました。刃渡りはわずか2ミリ程度の小さな小さな刃先のメスです。

その小さくて繊細な作りのメスをみながら、このような製品にはとても精密な作業と、しっかりとした信頼性が必要なんだろうなぁと思いました。と同時に、日本びいきということでもありませんが、日本のクラフト業界が作った物なら良いのになぁなんて思いながら裏面を見ました。

パッケージの裏面を見て思わずニンマリしてしまいました。

そこにはMade in Japan の文字がハッキリと書かれていました。

 

おーーー!!流石日本!!なんてつい思ってしまいました。オランダの病院のオペ室で、日本人の自分が日本製のメスと出会う。なんだか心強く感じたものです。

 

また別の日には外来で日本製の患者さん用のネームバンドを発見しました。日本語表記も付いているまぎれもない日本製品です。

なんでか嬉しくなるものです。

 

マイクロメス

マイクロメス

メス

刃先

 

裏面

Made in Japan

 

ネームバンド

ネームバンド

 

 

 

 

⒉ メイドインジャパンの信頼性に追いつけ追い越せ

 

日本製品の信用の高さは様々なところで評価されています。

電化製品、車、電車、文房具、工芸品、日本食

沢山ありますね。

 

Made in ◯◯◯ は当然 Japan以外にもある訳です。

そして見る人によっては、Made in ◯◯◯によってその製品の持つ信頼度や価値が上がる事もあれば、下がる事もあるものです。

 

今、日本人として海外にいる自分にとっては幸運なことに、Made in Japan は少なくともマイナスなイメージを与えるものではありません。Made in Japan の表記を見て顔をしかめる人は少ないでしょう。それは一種信用の証となっていると言えます。

私は製品ではありませんが、外国の方々から見れば Made in Japan な訳です。そこにはすでに存在する出来上がった信頼というフィルターがあるわけです。光栄なことです。その反面、Made in Japan への期待値が高いとも言えるかもしれません。ハードルは上がります。

 

自分は今、何かを期待されてここオランダにいるわけではありません。自分の意思(と周囲の手助け)でここオランダで何者かになれないかと挑戦している状態です。その先の展開がどうであれ、Made in Japan のハードルに負けず劣らず喰らい付いていかねばなりません。そして追越さねばならないのだと、そう言い聞かせていきます。

” 君、本当に Made in Japan ?” と言わせない様にしなければなりません。

 

 

 

【今日のオランダ語】
今夜映画館に行かない?
Zullen we vanavond naar de bioscoop gaan?
(ズーレン ヴェ ファナーフォントゥ ナール ドゥ ビオスコープ ハーン)