オランダ製のオシャレで機能的なカードプロテクター財布・SECRID(シークリッド)徹底解剖・スキミング防止機能付き

オランダ生活

オランダ生まれの機能的カードプロテクター財布SECRIDが非常に便利です。

徹底解剖してみました。

現金払いが減りカード払いが主流となってきた現代において、資産とプライバシーを守る強い見方かもしれません。

 

⒈ カードプロテクター財布・SECRID

 

カードプロテクター財布・SECRID(シークリッドウォレット)はカードプロテクターと本革製の財布が一体化したものです。

内部のカードプロテクターのみでも購入できます。

(オンラインショップのリンクはページ下部)

 

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著者私物

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著者私物

 

カードプロテクターにはカード6枚(クレジットカードなら5枚)が収納できます。

付随の本革製財布部分には紙幣と別途カード類が約3,4枚とコインが少々収納できます。

SECRIDはオランダ産まれオランダ育ちの完全オランダ製カードプロテクターです。

 

 

⒉ SECRID・第一の売り

 

まず注目すべきはカードプロテクターの部分です。

カードプロテクターは薄型のアルミニウム製で、カードを折れ曲りや破損から守るだけでなく、スキミングなどの不正ハッキングからも守ってくれるます。

SECRID公式サイトによると、クレジットカードや銀行のカードなど無線識別機能のついたカードが、このアルミニウム製のカードプロテクターに完全に収まっていれば、無線通信は遮断されカードが守られます。

カードが3cmほどカードプロテクターから出ると、近距離の読み取り機には反応します。それでもなお無線信号が弱いので、遠隔からのスキミングは防御できるそうです。

 

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カードケース部分

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made in HOLLAND

 

 

カードプロテクター部分は強固で、確かに多少の力では曲げられません。

プラスティック製のカードが最大6枚収納できます。
(クレジットカードのみだと5枚と表記されています。)

プロテクターの下部にはレバーが付いています。このレバーを引くとワンアクションで内部のカード6枚がサッと出てきます。

しかも、6枚全てが識別できるように階段状に出てくるのです。

ワンアクションで必要なカードが簡単に取り出せます。

 

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左下のレバーを押すと

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カードが綺麗に段違いででてくる

 

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カード6枚挿入可能

 

 

 

しかも、レバーは本体からさほど飛び出していないため邪魔になりません。ポケットに入れていても気になることもありません。

また、カードホルダーの上端両側に毛羽立った布地のストッパーが付いています。このストッパーによってカードが無理なくホールドされています。

したがって、カードホルダーを下向きにして振っても、多少の勢いではカードが出てきません。これはカードを1枚しか入れてなくても同じです。

つまり、入れるカードが6枚なくても問題なく使用できます。

 

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布地のストッパー

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布地のストッパー

 

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カード1枚の状態

 

 

 

⒊ SECRID・第二の売り

 

シークリッドウォレットは前述のカードプロテクターに、本革製の財布部分が一体化したものです。

(冒頭に述べた通り、内部のカードホルダーだけでも購入でいます。)

オランダからは一時撤退傾向にあった革製品産業を再度呼び戻すことに成功したのがSECRIDとも言われています。

 

財布部分は三つ折りになっています。

最大限に広げると、カードプロテクターの裏にマネークリップが付いており、中央と左端部分にはそれぞれカードを入れるポケットが付いています。

財布部分のカードポケットにはそれぞれカードが1枚づつ収納可能です。無理をすれば各ポケットに2枚づつ入れられますが、少し厚みが出ます。

また、基本的にはコイン入れがない作りですが、内部のポケットにコイン3枚ほどなら重ねずに入れることができます。(重ねて入れると厚みが気になります。)

 

 

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開いた状態

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開いた状態(上からの図)

 

 

 

マネークリップ部分に紙幣を収納することができます。

紙幣は6枚程度なら厚みは気になりません。多少厚みがでても良い場合にはもっと収納でいます。

広げた状態から2回折りたためばコンパクトな状態になります。ズボンのポケットにもすんなり入ります。

 

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紙幣を入れた状態(上からの図)

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1回折りたたむ

 

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2回目折りたたむ

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畳んだ状態

 

 

⒋ 会計時の実際

 

SECRIDの最大の売りであるカードプロテクターと、第二の売りである革財布の部分を見てお気づきになった方もいるかもしれません。

この財布はベースとしては、カード払いが主流な人向けに作られています。

というのも、オランダでは会計はもっぱらカードです。クレジットカードでも払えますが、大半はMaestro(マエストロ)というピンカードを使用して支払います。

ピンカードはデビッドカードとほぼ似た機能です。

 

現金で支払うことの少ない文化なので、このような財布が誕生するのは実に頷けます。

よって、もっぱら現金払いが良いと言う方には非機能的だと思います。

カード払いが主流の自分にはもってこいです。

 

会計時には右で財布をホールドし、薬指でレバーを引きます。

出てきたカードから必要なカードを取り出して支払いをします。現金の受け渡しはありませんので非常にスムーズです。釣り銭(コイン)の収納に困ることもありません。

 

とはいえ、オランダは駅やデパートのトイレは有料なことが多いのでコインが必要になることもあります。また、ちょっとした市場のお店や、フードスタンドでは現金でしか払えないこともたまにあります。

その時のために財布内部のカードポケットにコイン3枚ほどと、マネーホルダーに紙幣を3枚程度入れています。

 

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普段の会計時

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普段の会計時

 

 

カード収納時は指で軽く押すだけです。

 

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スマートかつオシャレに資産とプライバシーを守る強い味方になっています。

 

 

 

 

SECRIDの公式ページやインスタでは豊富なからバリエーションも見られます。

SECRID公式ページ

SECRIDインスタグラム

 

日本では WEBO online storeでも購入できるようです。

 

 

【今日のオランダ語】
ピンカードで支払っても良いですか?
Mag ik pinnen?
(マハ イック ピネン)