留学に必要な物の実際・具体的な物、資金の話

オランダ生活

留学に必要な物について記します。

前回は、必要なメンタルについて書きました↓↓

 

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留学に必要な物の実際・一番大事なメンタルの話

 

 

今回は、具体的なお金と物です。

 

 

⒈ 必要なもの

 

具体的な物でいうと以下のような物が挙げられます。

①お金(必要最低限のお金)
②受け入れ先(職場、病院、大学.ect)
③ビザ(査証)・長期滞在許可(国によって規定が違います)
④保険

 

①お金(必要最低限のお金)

先ずは、必要最低限のお金です。

①-1留学後も日本に払わなければならないお金
①-2留学中の生活資金

があります。

 

①-1留学後も日本に払わなければならないお金
必須なのは

・前年度の住民税(これだけで数十万円がかかります。実際の金額は前年度のご自身の所得で変わってきま
す。)

また、以下は個々の状況によりますが、

各種保険料(生命保険に入っていれば、それを続けるか否か。)
国民年金を支払い続けるか否か(海外転出届けを出せば支払いの義務はなくなります。支払い続けることもできます。任意です。)
車の保険料や税金(車を所有していて、留学中も手放さず日本において置く場合。留学期間が長いのであれば売却が無難でしょう。)
携帯電話の解約料(最近多い、子機の存在も忘れずに解約しましょう。有料の番号凍結サービスというものもあります。)
国民健康保険(海外転出届けを出せば支払う必要はありません。反面日本の医療機関には自費でしか掛かれません。)
処分料金(日本での住まいからの退去に必要な資金・粗大ゴミの引き取り料金など)
国際郵便の料金(日本から留学先へ生活備品や衣服を送る際の荷物の輸送量)

取捨選択によって状況は様々ですので、具体的な金額は個々によって違いますが、
ざっと100万〜200万円は必要かと思われます。
(そんなにかからない場合もあれば、もっと必要な場合もあると思いますが)

 

留学に際して不要なものは大型店舗のBook offでも買取もしてくれます。利用してみると資金の足しになるかもしれません。↓

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本に限らず不要なものを売るにもBOOK-OFFは活用できる。

 

 

①-2留学中の生活資金

当然、留学先での生活資金が必要ですね。ある程度の貯金が必要です。実際にいくら必要なのかは、留学条件によってまちまちです。何かしらの収入が見込めるのであれば、その分楽にはなります。

・留学先ではずっと無給なのか
・安定した固定給が出るのか
・バイトが出来るのか
・奨学金がもらえるか

など、それぞれの条件によって必要な貯金分を概算しておきましょう。

例えば、無給で留学1年・1人の場合:
家賃、光熱費、食費、生活備品買い物代、医療保険などで月15万円でやっていくのであれば180万円。月20万円でやるなら240万円。

という具合です。あくまで最低限の概算になります。予期せぬ事態や、病気怪我などで油分な出費がかさむことも考慮に入れれば、少し余裕を持って資金をプールしておいたほうが良いでしょう。また、せっかく留学に来ているんだから、周辺諸国にも訪問したい!という方も多いはず。その分の旅費も余分に貯めておけると、様々な経験が増やせます。(帰国後の多少の生活資金も考えておければなおよし。復職、再就職、独立までの資金。)

参考までに自分の場合は、家賃・光熱費・通信費・食費・保険料・日用品代全て込みで、夫婦二人で月20万円に切り詰めています。

 

②受け入れ先

留学先での受け皿が必要です。(ワーキングホリデーなら、行ってから探すでも良いでしょう。)
探す方法としては、
・自力で探す(めぼしい機関にコンタクトを取る)
・留学経験者に聞く
・職場や大学に聞く
・留学斡旋サービスを利用する

といった方法があります。自分の希望に合う行き先を見つけましょう。

 

③ビザ(査証)・長期滞在許可(国によって規定が違います)

日本人であれば、入国に際してビザ(査証)が必要な国は少ないとは思います。ただし、90日以上の長期滞在の場合は、長期滞在許可が必要になります。これは国によって、出国以前に取得できるケースと、現地に行ってから現地の移民局で自分で申請する場合とがあります。国によって違います。

オランダやドイツの場合は、出国前に長期滞在許可の申請はできません。現地に入国してから、旅行者に許可されている90日間を過ぎる前に、自力で長期滞在許可を取得します。

大学に所属する場合には、大学側が手続きを進めてくれることが多いです。

まずは、それぞれの国の在日本大使館に問い合わせてみましょう。
各国の在日本大使館リスト

 

④海外での医療保険

国によっては、長期滞在者はその国の医療保険への加入が義務なところがあります。また、任意でも、入っておいた方が無難でしょう。国によっては、日本からでも事前にネットで申し込める保険もあります。(現地で自力で加入するよりは手数料などで割高です。)

 

 

⒉ あったに越したことはないもの

 

プラスアルファであったらいいなぁ、という物です。

①語学力
②お金(必要最低限以上の)
③現地の知人

①語学力

いうまでもなくあったに越したことはない物の筆頭ですね。公的な留学サービスや、大学の公募による留学などの場合は、語学能力水準の規定がある場合もあります。その場合は必須になりますが。

自力で留学する場合には、語学能力があろうとなかろうと、留学は可能です。英語や現地の言葉を話せないから行ってはいけないことはありません。まして、語学がまだまだ充分でないから、を基準にする必要はありません。何度か書いてはおりますが、語学能力の優劣は留学を辞める理由にはなりません。語学堪能になるまで待っていたら、機を逸します。とりあえず行きましょう。行って、困れば自分でなんとかするものです。
事前に準備できるのであれば進んでやりましょう。話せたほうが、世界は広がります。

 

②お金(必要最低限以上の)

資金に余裕があれば、その分、ある意味ではより充実した留学生活が送れることは事実です。(なくても充実した留学生活は送れます。)周辺諸国に旅行に出かけるなら資金が必要です。留学先で車を所有するなら資金が必要です。広い部屋に住むなら資金が必要です。自炊ではなく外食をするなら資金が必要です。あればある分余裕のある生活ができるでしょう。

(今の自分には、これらに使う余分なお金はないです。涙)

 

③現地の知人

留学先の国、街に知人がいるとかなり助かります。右も左もわからない異国で生活するわけですから、誰かしら、いざという時にお頼れる、相談できる人が事前にいると心強いです。(いなくても現地に行けば自然とできるものですが。)
また、とても助かるのは、知人にお願いをして事前に住まいの目星をつけられる可能性があることです。現地に行ってから、住まいを探すとなると、その間のホテル代もかさみます。どこの不動産屋で何を基準に探せばいいかもわかりません。現地の知人に部屋を探しおいてもらえると、かなり助かります。自分の場合は、事前にアパートを抑えてもらうことができました。部屋の写真も事前に送ってもらい、ブックしてもらうようお願いしました。
大学がらみの留学であれば、大抵は学生寮などが借りれるので、心配は少ないと思います。

 

以上、自分の視点で必要なものを記しました。他にも役立ちそうなサイトがあるのであげておきます。

・駐日外国公館リスト

・留学公式サイトEducation First

・海外出発前の役所手続き

・海外移住情報

・役所手続き/留学エージェント

 

【今日のオランダ語】
私は留学したい。
Ik wil in het buitenland studeren.
(イック ヴィル イン ヘットゥ バウテンァンドゥ ストゥデーレン)