IELTS試験当日の流れ・持ち物・お昼ご飯・雰囲気・オランダ(アイントホーヘン)編

IELTS オランダ生活

初めてIELTS試験を受ける方のために、当日の

流れ・持ち物・お昼ご飯・雰囲気

についてまとめました。

 

⒈ 日本と海外の違いはあるの?

 

僕は先日、オランダのアイントホーヘンの会場でIELTS試験を始めて受験しました。

まずは小手調べのためです。

試験内容や試験のやり方そのものは世界共通なのだと思います。

それでも、所々に若干の違いはあるように感じます。

とはいえ日本で受験したことがないので、実体験比較はできません。

日本のIELTS参考書に書かれている試験当日の情報と比べて、オランダのアイントホーヘン会場ではわずかな違いがありました。

以下にまとめてみます。

 

↓関連情報として、IELTSの受験申し込み方法の記事はこちらです↓

オランダでIELTSテストを受験してみた・海外でのIELTSの受験申し込み方法

 

 

⒉ 当日の流れ

 

当日は予定では

8時15分〜8時45分 受付

9時00分〜12時00分 リスニング・リーディング・ライティング

13時00分〜17時00分 この間のどこかで15分間スピーキング

となっています。

 

送られてくるメールにもそのように記載されています。

 

IELTS
IELTS

 

これは日本でも同じスケジュールのようです。

受験者の数や会場側の都合によっては、スピーキングテストは別日に設定されることもあります。

 

アイントホーヘン会場での実際は、

8時に会場に着きましたが、受付が開始されたのは8時45分でした。

受験者数は約60人くらいです。

受付で身分証明書と氏名の確認後に、一人づつ顔写真を撮影します。

その後、自分の名前の書いてある席に着席します。

あとは、全員の受付が終わるまでただ待ちます。

 

結局、試験の説明が始まったのは9時20分ごろ。

試験の開始は9時半で終了が12時半でした。

 

スピーキングテストは同日に実施されました。

13時半から順次一人15分づつでスケジューリングされます。

自分の開始時間は試験会場の外に張り出されます。

それを見て、自分の開始時間の30分前に再度受付を済ませて試験に挑みます。

終わった人から解散という流れです。

 

 

⒊ 持ち物

 

日本の参考書には、

・申請時に提出したものと同一のパスポート
・鉛筆(シャープペン不可)
・カバーを外した消しゴム
・透明なボトルに入った水(ラベルは剥がす)

・財布とその他の持ち物は荷物置き場に置く
・テストを行う部屋には鉛筆削りとティッシュペーパーが用意されている

とあります。

 

自分もこの情報に則って持ち物を用意しましたが、多少違いがありました。

 

アイントホーヘン会場では、

・申請時に提出したものと同一のパスポート
・透明なボトルに入った水(ラベルは付いていても大丈夫)

のみ持ち込みが許されます。

 

筆記用具は持ち込めませんでした。

その代わり、消しゴム付きの鉛筆が一人につき2本用意されています。

鉛筆は試験中に丸くなるので、適宜試験官が回って勝手に新しいものに取り替えてくれました。

 

お水のボトルに貼られたラベルは剥がさなくても大丈夫なようです。

僕は剥がしましたが、たくさんの受験者がSPAのラベル付きボトルを持ち込めていました。

 

手荷物は別に荷物置きの部屋が用意されており、そこに置くように指示されます。

試験中は鍵をかけるとのことでした。

一応コインロッカーが設置されており、それを使用しても構わないとのことでしたが、とても人数分はありませんでした。

ちなみに、スマホは当然ながら腕時計も持ち込み禁止です。

 

時間配分は試験会場前方に置かれた時計で確認します。

また、適宜試験官が残り20分、10分、5分の際に知らせてくれます。

 

 

⒋ 昼食

 

スピーキングテストが別日に設定される場合は、午前の3つの試験が終われば解散となるはずです。

同日の午後にスピーキングテストがある場合は、待ち時間が生じます。

早い人で1時間。

最も長い人で、4時間くらい待ち時間があります。

 

もちろんその間はどこに行ってても良いのですが、お昼ご飯は持参した方が無難でしょう。

会場近くに飲食店がなければ困ります。

また、スピーキングテストの開始時間が最初だった場合には、外に出てゆっくり昼食なんて余裕もありません。

私は、嫁殿がこさえてくれたおにぎりを持参しました。

 

 

⒌ 雰囲気

 

日本での受験経験がないので実際の比較はできませんが、

海外での受験会場の雰囲気の方が、ピリピリ感は少ないように思います。

 

とりわけオランダだからということもあるのでしょうか。

というのも、オランダ人は英語を第二言語とする人々の中で、もっとも英語能力が高いとされています。

↓こちらの記事で詳しく書いています↓

オランダは英語能力世界No.1(第1位)

 

勿論、受験者の中にはオランダ外からの移住者もいますが、大半はオランダ人です。

みなさん試験前からお喋りをしたりと結構リラックスモードでした。

日本の参考書にはたいていの人が、リーディングとライティングで時間が足りなくなると記されており、覚悟はしていましたが自分もそうでした。

今回は小手調べ、なんて自分に言い訳(言い聞かせ?)をしながらも、時間の足らなさ具合には、愕然としました。

にもかかわらず、オランダ人の受験者の中には時間を余して、鉛筆を置いてぼーっとしている人もいました。

また、早々に最後のライティング試験を終えてしまい部屋を出て行く人もいました。

唖然です。

こちらにしてみれば、午前のテストは3時間ぶっ続けで余裕なしでした。

 

それに比べ、午後のスピーキングテストは試験官との対面トークなので、リラックスしてしゃべれます。

聞き取れなければ聞き返すこともできますし、意外とあっという間に15分が過ぎた印象です。

 

実際の試験を受けてみるとわかることが多くあります。

日本でも会場によっては多少の違いがあるかもしれません。

受験には受験料がかかるので、できれば受験回数を少なく目標スコアを達せしたいのが本音です。

それでも、ある程度のところで1回試しに受験してみると良いと思います。

勝手がわかった方が、次回からリラックスして臨めます。

 

以上、IELTS試験当日の情報でした。

 

 

【今日のオランダ語】
週末が楽しみです。
Ik kijk uit naar het weekend.
(イック ケイク アウトゥ ナール ヘットゥ ヴェーケントゥ)