手打ちそば・車 取手のこだわり蕎麦屋・外二と九一そばが味わえる。

手打ちそば・車 取手のこだわり蕎麦屋・外二と九一そばが味わえる。

以前、訪問するも蕎麦売り切れにて断念した蕎麦屋があった。

ネットで蕎麦MAPを見ていて思い出したので、再度訪れてみた。

 

⒈ 店舗情報

場所:茨城県取手市大字青柳124-4

営業時間:11:30~15:00(食べログ情報と変更あり)

定休日:月・金(食べログ情報と変更あり)

食べログで見ると、営業時間と定休日が現在とは違っているよう。
今回お店に訪問した時に、店の外に掲げられていた情報が最新です。

営業時間と定休日
営業時間と定休日

 

店は道路沿いにあるため見つけやすい。

鳥居調の入り口に、炭色の立派な暖簾が目を引きます。
店舗は一軒家タイプ。
暖簾をくぐって1つ目の扉を開くと、直ぐにそば打ち部屋が目に入ります。
そこに本日のそば粉情報が立てかけられています。
この日は、群馬県渋川市赤城山麓産の常陸秋そば でした。

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店内は入って手前がテーブル席、奥に小上がりの座敷があります。

テーブル席には玄蕎麦と丸抜きの蕎麦の実が置いてあります。
また、蕎麦本や蕎麦春秋(雑誌)もおいてあり、蕎麦好きには図書館みたいです。

外観
外観
暖簾
暖簾
店内の一部
店内の一部
蕎麦の実
蕎麦の実

 

この店は、酒は置いていません。
蕎麦だけに集中して欲しいという店主の気持ちの表れでしょうか。

随所に蕎麦への愛が感じられます。
中でも特に目を引いたのは、メニューの始めに『当店の蕎麦を美味しく食べていただくために、』
という説明文があります。

お客によって反応は様々でしょうが、自分は以外と嫌いではありません。

内容は

『はじめに
当店のそばをおいしく食べていただくために

1 そばは直ぐにのびますので
ひとざる約2〜3分の目安で。
(そば等が出てきたらますはそばから、当店では冬場は冷水(イオ  ン水)でしめたあとに常温水で戻してからだします。)
かけは伸びはじめていますので、もっと早く食べてください。

2 薬味はありません。
そばのわずかな甘みを感じてください。

3 七味はありません。
かけ汁は飲んでください。

食べ方について

お客様に再三、再四来店していただきたく、当店のそばの食べ方を記載しました。この食べ方は当店だけのものです。
とにかく、そばは伸びが早く味が一変します。
この店は1人で調理、そばゆでまで行っていますので、一度にすべてが出せません。ここでお願い 鴨、天ぷらは熱いうちに食べて、そばが出ましたらそばだけを食べ尽くし、その後で、再び、鴨、天ぷらを食べてください。鴨や天ぷら等と交互には絶対食べないでください。
常連の方は自由に食べてください。

混ぜるな危険』

である。

うーん。
店主の熱いそば愛を勝手に感じて期待が高まります。
最後の『混ぜるな危険』のあたりに茶目っ気も感じられます。
こうは書いているものの、それに背くと怒られるなんて事はありません。

とにかく、一度目はこの店のそばのポテンシャルを最大限発揮できる食べ方をして欲しい。
その上で、また来るか否か判断して欲しいという事でしょう。
現に、常連の方は自由に食べて下さい。とあるし。

⒉ メニュー

メニューはこんな感じです。

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⒊ 実食

車海老の天ぷら と
私は ざる蕎麦二枚(外二と九一の種類の違う蕎麦二枚)
嫁殿は ざる蕎麦
を注文。

まずは、天ぷらが配膳されます。

具材は車エビ(お頭も着いている)二本、アスパラ、茄子、舞茸。

白く薄めの衣はサックリしていました。

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店主の意向通り天ぷらから頂きました。
海老はプリプリで、深部はやや生感を残した熱の入れ具合です。
美味しかったです。

つづいて、私が注文した1枚目の蕎麦が到着。
丸抜きした蕎麦の実からそば粉にしているので、全体に白く、やや緑がかっています。
申し分のない細打ちで、角はキリッと立っています。
星も散っており、表面はややざらつきを出してあります。
九一の蕎麦です。

蕎麦のみを一気にすすると、しっかりと冷水で締められているため、極細からは想像できないコシに驚かされます。
喉越し抜群。
食感だけで充分に楽しめる蕎麦です。
風味は、弱めです。
店主の注意書きにも蕎麦のわずかな甘みを感じて欲しいとあった様に、薬味は不要でしょう。

(個人的にはもっと風味が強い蕎麦が好みですが)

つけ汁は辛口です。
ほんの少し蕎麦のお尻にチョンとつける程度で充分です。

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1枚目、丸抜き、九一蕎麦
1枚目、丸抜き、九一蕎麦
美しい
美しい

 

ぺろりと1枚目を平らげる途中で、嫁殿のざる蕎麦が配膳されました。
こちらは、玄蕎麦からひいたそば粉を使用しているため、黒い田舎風の蕎麦です。
田舎風ですが太くなく細打ちです。

私が1枚目を食べ終わる頃、ホールの青年が店主にお代り御願いしまーす、と声をかけます。
二枚目の蕎麦を出して良いという合図を送っているようです。

直ぐに二枚目が到着しました。
嫁と同じ、外二の黒い蕎麦です。

蕎麦だけ頂きます。
先ほどの丸抜きとは違い、こちらは野生の蕎麦の風味がさっきより強いです。
充分な細打ちですが、1枚目より若干太めです。
咬み応えもさっきよりあります。
こちらも、角、星、コシともに申し分ありません。
殻のジャリっとした食感もまた楽しめます。

玄蕎麦、外二
玄蕎麦、外二
繊細ながら野性味があります
繊細ながら野性味があります

 

そば湯は、そば粉を足してあるドロッとタイプでした。
そば湯にはやはり薬味があると楽しいのですが。

二種類の蕎麦を高いクオリティーで楽しめる、非常に良い蕎麦屋です。
風味の強さは好みよりは弱いですが、蕎麦愛に溢れた良店だと思います。