人生の軸の決め方・不満はゼロに不安は少し・不満と生きるか理想に死ぬか

オランダ生活

タイトルには敢えて、”不満”としていますが、もともとは

「不安と生きるか理想に死ぬか」

6年前に本屋で見つけた、吉田松陰の思想を超訳した本の表紙に書かれていたワンフレーズです。
今でも強く印象に残っています。

 

 

⒈ 人生の軸を決めるための問いかけ

 

「不安と生きるか理想に死ぬか」

これはある種、かなり極端に対比させた表現です。

不安を抱えながらも生きながらえるか、理想を求めて太く短く生きるか?

二者択一ならどちらを選択するか?

という個々の生き方を問うものです。
(解釈は千差万別です)

 

ただし今の自分は、不安ではなく”不満”の方がしっくりきます。

「不満と生きるか理想に死ぬか」

 

私は、不満をなくして理想の生き方を追い求めたいと考えています。

そのためには不安はつきものです。

そのくらいが丁度良いのです。

 

不安と不満

選ぶならどっち?

 

 

 

⒉ 不安と不満は自分次第で選べる

 

もうすこし分かりやすく、見方を変えてみましょう。

自分の軸を確認するためです。

井ノ上陽一さんのブログにとてもよい言い回しが書かれていたので、誠に勝手ながら引用させていただきます。

・不安は消えるが不満が残る
・不安は残るが不満は消える

(井ノ上さんの記事のページリンク)

 

 

不安は消えるが不満が残る  生き方と

不安は残るが不満は消える  生き方と どちらを選ぶか?

 

不安と不満を天秤にかけるとどちらが勝つでしょうか?
これは勿論、個々の考え方・捉え方次第です。
正解はないと思います。

私は、

不安を残してでも不満を消したい

です。
少なくとも今は。

 

皆さんも次の様な思いを抱えていないでしょうか?

本当は

・こんなことに挑戦したいけど今はやれない
・こんな新しいことをしたいけど今の職場では許されない
・こんな生き方をしたいけど勇気が出ない
・そんな選択をしたら安定がなくなるのでは

 

どれもよく分かるし、自分も経験してきた迷いです。
迷いに迷って動けなくなります。

結果、不満が募ります。

 

不安と不満、どちらもたまればフラストレーションになります。

どちらかを消すのであれば、

自分は不満を消したいと思います。

 

消せない不満は、知らぬ間にモチベーションをむしばみます。

行動力を衰退させ、向上心を押しつぶしていきます。

やりがいは無いし、

不満はあるし、

で自分にとっても周りにとっても負の要素が多すぎます。

 

一方

不安は、努力の原動力になり得ます。

不安がゼロになれば安心が手に入りますが、

しかし、安心は慢心につながりサバイバル能力を持たない状態に陥る可能性があります。

向上を止めてしまうでしょう。

多少の不安があった方が、前に進み続けられます。

 

不満と生きるより自分には合っています。

 

 

 

⒊ 不満はゼロに、不安はちょい残し

 

不満は、行動すれば消せます。

自分次第です。

ゼロにもできます。

 

不安も自分の努力次第で減らすことができます。

ゼロにする必要はありません。

 

 

分かりやすく仕事面を例にしてみます。

職場の不満や、仕事の不満は自らが行動して解消できるものです。

・仕事内容に不満があるなら、上司にかけあう。
・新たなことを提案・始動する。
・周囲を味方にする

とにかく不満を解消すべく動き続けるのです。

 

だだし、時にはそうして頑張ったり、行動したりすることが許されない場合もあります。

・新たな挑戦が許されない
・現状維持を強いられる
・組織で生きる上でのしがらみ
・周りの目・協調性という足かせ

 

そんなこともあると思います。

 

そんな時はいっそ辞めて、それが許される職場に移動すれば良いのです。

なんなら独立という手もあります。

どれも、己の覚悟次第で十分に可能なことだと思います。

 

こうして払拭した不満の代わりに不安が付いてきます。

・職場を変えるったって簡単に見つからないのでは?
・給料が減るのでは?
・安定がなくなるのでは?
・新たな挑戦って聞こえは良いけど、そもそも上手くいく保証ないし・・・

どれも重くのしかかる不安です。

しかし、これらの不安はどれも自分の努力で減らせるはずです。

 

「不安も不満もないよ」と
周りは騙せても自分は騙せません。

本心を知っているのは、何より

自分だからです。

 

自分に嘘をつかない生き方なら、不満はなくなります。

不安は努力で減らすことができます。

残った不安は原動力として、ゼロにしないで持ち続ければ良いと思っています。

 

あとは支えてくれている家族に感謝です。

 

 

【今日のオランダ語】
オランダ語で”窓”は raam (ラーム)
その複数形は   ramen(ラーメン)
です。
ラーメン食べたくなります。